アサヒ通信とは

生活に利便性をもたらす高い技術力は国境の壁を超えます

高い志で福島県の製造業をリードする最先端技術を誇っております

スマートフォンを始め、情報通信機器や電子機器は国境に関係なく強いメーカーが市場を席捲するようになりました。高機能なデバイスがグローバルに普及していくのは好ましいことですが、その分「ものづくり」の業界は熾烈な競争に見舞われており、その中を勝ち抜かなければ生き残れない世界となっています。最先端の需要を満たすためにもスピード感を持って技術開発に取り組んでいく必要があります。とは言え、製品づくりにおいて性能チェックや異物解析など品質管理体制も徹底強化していかなければなりません。
自動車に搭載されるワイヤーハーネスなども手がけている以上、欠陥は人命にも関わるため「厳しい検査体制」は「スピード重視」のスタンスより優先されなければなりません。そうした前提の中でより効率を追求するには、働き手の省力化が重要です。業界内においても率先して自動機械を導入し、完全自動化に取り組んでまいりました。管理職に限らず社員総出でマネジメントシステムを定着させ、業務の生産性の向上、低コスト化に着手しております。このような取り組みにより、時代のスピード感に対応しながら高品質な製品を生み出していく環境づくりに励んでおります。


応用された技術は再生エネルギーや医療機器の領域でも活躍します

カーステレオ用のハーネス加工を原点として、福島県にて質の高いワイヤーハーネスの製造を手がけております。カーオーディオは現在も工夫と改善を重ねており、車載の電子機器として機能性と音質の両立を実現しています。飽くなき技術の追求と最新設備への積極的な投資を続けて事業も大きく成長を遂げました。コネクタやケーブルの製造能力の高さから自動車業界や音響業界の大手企業とも取引してまいりましたが、高い技術力を応用して事業領域や商圏も広げております。
信号受信までの時差が生じにくい即応性の高いケーブルなどは自動車の安全な運転はもちろん医療機器メーカーにとっても重宝される技術です。どちらも人命に関わることであり、技術の開発によって救える命もあるということを実感し、日々新しい技術を生み出せるよう努力を重ねています。さらにこの技術を活かして福島の再生エネルギー事業にも参画しています。技術革新を「資源の浪費」ではなく「資源を温存」させるために成し遂げていく方針も、未来に生きる人々のために大切にしています。香港やマレーシアなど海外にも事業を展開し、現地のニーズに合わせた製造業で人々の生活に豊かさをもたらしています。

 

凄まじいスピードで進化する製造業の世界で生き残るために、常に最先端の技術の習得、そして業界をリードしていくような新技術の開発にも力を入れています。ただ、いくら優秀な社員を揃えても開発の現場への投資を惜しんでいては育つ技術も育たなくなります。そのため、大きな支出を伴う設備投資にも積極的に取り組んでおります。このような攻めの経営方針を採れるのも、社員たちの非常に優れた技術力があってこそであり、社内の信頼関係とその関係性を基盤とした生産体制によって高品質な製品を世に送り出すことができるのだと信じています。
とても速いスピードで高機能化・小型化していく情報通信機器に対応する超極細の同軸ケーブルの生産設備を自社にて開発するなど、製造技術はもちろん製品を生み出す環境自体の改善にも、若手社員から管理職まで意見を出し合って取り組んでおります。福島県から世界に利便性を届ける技術力の高さにご期待いただけます。